お星様になった ☆ かぶ ☆




〜かぶ・・・2005年7月7日生まれ・男の子〜


かぶが生まれた時、とっても顔が大きくてビックリした。

顔も大きかったけど体もとても大きかった。

成長するにつれてとうてい美男子とは言いがたく、

軍団のなかで一番ドジでのろまだった。

でも とっても性格が良く、優しくて もの静かな愛嬌のある子に育っていった。

ほとんど吠えた事もなく、お利口さんな子だった。

同じ日に生まれたかりんとは、いつもジャレ合って喧嘩しては負けていた。

お父さんのべん とも、男同士とても仲が良かった。

ずっと皆で楽しく暮らせると思っていたのに…。

かぶが亡くなったのは2007年10月4日、午前11時頃。

病名は、急性骨髄性白血病。

わずか、2歳3カ月だった。

気が付いて病院に連れて行った時にはもう手遅れだったんだね。

先生は頑張ろうって言ってくれたけど。

病院に行って2日目で亡くなってしまった。

何でもっと早く気がついてあげれなかったんだろう。

もっと早く気が付いていたら

もう少し長く生きる事ができたかもしれないのに…。

よく考えたら亡くなる数日前に、

玄関の段差を上りずらそうにしていた。

でもそれも毎回じゃない。

ご飯だって普通に食べてたし、皆とジャレ合って遊んだりもしてた。

かぶ…もっと具合悪そうにして良かったんだよ。

腰だってすごく痛かったんでしょ?

苦しかっただろうに…。





何でもっと具合悪そうにしなかったの?

私に心配掛けたくなかったんだね。

悔やんでも悔やみきれないよ。

亡くなるその日は木曜日で、私の仕事は休みだった。

これもきっと、かぶが私に迷惑をかけまいとして…かな。

全然迷惑なんかじゃないのにね。

亡くなったかぶを車に乗せて皆で行った場所や、

散歩の時に歩いた道をゆっくり通って見せてあげた。

帰って来てかぶを寝かせてあげた。

すると、べんが かぶの所に近づいて行った。

そして、突然ワンワン吠え出した。


『 何してるんだよ!早く起きろよ!』


そう言っているように聞こえた。


私は、『 もう、かぶは起きないんだよ。』 って泣きながら言った。


でもべんは、何度も何度も吠え続けた…。

すごいよね。何か変だって分かるんだね。



かぶ、今何してますか?



虹の橋へ行って、たくま と遊んでるかい?


かぶ…知ってる?

姉ちゃんね、かぶのお皿、

まだ皆と一緒に置いてあるんだよ。

可愛かったかぶ。


生まれ変わっても、また姉ちゃんの所に来てね。


ありがとう。本当に心からありがとう。

かぶと過ごした日々は絶対に忘れないよ。



かぶ と たくまのお墓です。

クリックすると検索する画面に飛ぶので、

飼い主名を サリー で検索してみてください。

どうぞお花でも添えてあげてくださいね。






〜虹の橋〜



天国につながる道の途中に「虹の橋」と

呼ばれているところがあります。

この地上で人と愛しあっていた動物たちは、

亡くなると「虹の橋」へ行くのです。

そこには草地や丘があり、

彼らはみんな楽しく走り回って遊んでいます。

食べ物と水は十分にあり、暖かい日の光が降り注ぎ、

とても幸せに過ごしています。

生前病気だった動物も、年老いていた動物も、

皆すっかり元気になっています。

傷をおって不自由なからだになっていた動物も、

元のからだを取り戻すのです。

まるで過ぎた日の夢のように。

みんなとても幸せで満ち足りています。

ただひとつの不満をのぞいては…。

そう、

それは自分にとっての特別な誰かさんを残してきてしまったこと、

あなたがここにいないという寂しさなのです。

いつものように、動物たちは

みんな一緒に走り回って遊んでいます。

そんなある日、

その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめはじめました。

その瞳はキラキラと輝き、からだは喜びに小さくに震えています。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。


速く、とても 速く!



あなたを見つけたのです。


あなたとあなたの友は、再会の喜びにしっかりと抱きあいます。

そしてもう二度と離れたりすることはないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、

あなたは愛する友を優しく、優しくなでてあげます。

そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をじっと見つめます。

あなたの人生から長い間失われてしまっていましたが、

あなたの心からは一瞬たりとも消えることのなかったその瞳を。
 
そしてあなたたちは、一緒に「虹の橋」を昇っていくのです。
        

(作者不詳)



HEAVEN’S PETより転載させていただきました。
 
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